そらクリニック外苑前 アロマ&ハーブ日記

女性心療内科・女性精神科 そらクリニック外苑前のブログThe Second アロマとお茶の記録

タケシさんの番組

今日、クリニックのスタッフから聞いたのですが、北野武さんの番組でアロマセラピーの話題を取り上げたとか。

これかな?

朝日放送|みんなの家庭の医学|過去の放送内容

脳若返りという内容で、日中にローズマリー2とレモン1の割合でブレンドしたものをペンダントタイプのものに垂らして吸引。夜はラベンダー2とオレンジ1をディフューザーで拡散させるということでした。

オレンジと一言で言ってもいろいろありますが、おそらくオレンジスイートかと思われます。

さっそく検索してみました。

もの忘れ対策アロマ・アロマショップ『リ・ブレイン』

え?高っ!10ccで4000円くらいします。どの精油もそう高いものじゃないのに。そんなに難しいレシピじゃないので自分で作れます。ペンダントに仕込んで使用したようですが専用ペンダントがなくてもティッシュに垂らして近くに置いておいたりポケットに忍ばせて置いたりしてもいいと思います。気楽に始めればいいのです。

でもこういう話題に皆さんが興味持って下さるのはいいことですね。

待合室の本

この本を置いてみました。

シンプルスキンケア メニューブック

シンプルスキンケア メニューブック

 

私は化粧水などを作る時に参考にしている本です。この本のレシピは本当にシンプル。

これを基本にヒアルロン酸エッセンスなど加えてちょっとリッチにしています。市販のものに加えると物足りない気もしますが、肌を甘やかさないし余計な負担をかけないようでトラブルは減りました。

乾燥するこの季節は、いつもの美容ジェルに加えてシアバターを使ったクリームも作ってみました。ローズヒップオイル少々に精油ローズオットーをチョイス。ちょっと贅沢〜♪ 乾燥が気になる目元に薄くのばしてぬりました。

レシピを考えるのも楽しいです。

クリームの効果のほどは、、?あまり期待しないでおきます(^^;

こんなところにもアロマ

先日友人と食事に行った時のことです。

芋焼酎をいただいたのですが、その香りがあれれ?

なんとローズオットーの香りなのです。それもダマスクローズ。

気になって芋焼酎の香りの成分を調べたら、ネロール、ゲラニオール、リナロール、シトロネロールなどということでダマスクローズの主な香り成分と一致するのでした。それ以来、ダマスクローズを香りを嗅ぐと芋焼酎を思い出してしまいましてうっとりの方向性が変わってしまいました(^^;

その他、アルザスワイン(ゲヴェルツ)飲んだらゼラニウムブルボンの香りだったり、ドライマンゴーの香りがクチナシとバナナの香りのミックスみたいに感じたり、嗅覚が香りの印象の元を探る習慣がついてしまいました。面白いけど元の香りの正体がわからないと悶々としてしまいます。

この修正を活かせるものはないものかと香道のお教室に行ったことがありましたが、香を聞くという経験値の浅さからそれまでの知識と能力は全く活躍しませんでした。そもそも香道はそういう世界じゃないんだわと反省しました。ゆとりができたらまたチャレンジしてみたいです。

香りの世界、奥深いです。

 

アロマ@そらクリ

手作り化粧品にハマり、クリニックでもお試しいただけるように待合室にヒアルロン酸入りのアロマローションとクリームを置いてみました。

ゼラニウム&ハッカローション
爽快感のあるハッカ水にゼラニウムを加えてみました。暑い夏のボディローションにいかがでしょうか。すーっとする爽やかさの中にゼラニウムのさっぱりする甘味のある香りが加わって女子力upの気分になります。

ラベンダーローション
万能選手のラベンダー、ジメジメの湿気の中でもこの香りを嗅ぐとヨーロッパや北海道のさらっとした空気を思い出します。ラベンダーはいつ使っても良いですが、朝の気分をリラックスさせながら上げてくれる気がします。日焼けした肌にも良いですよ。

ローズローション
うっとりするような甘く華やかな香りが何とも贅沢な気分にさせてくれます。これは夜のお風呂上がりに向いています。精油の女王様ローズは自分へのご褒美にぴったりです。一日の疲れを癒し質の良い睡眠を導いてくれそう。魅惑的で甘美な幸福感をどうぞ。

ゼラニウム&ネロリクリーム

ファーナスペレットと局方オリーブ油を使ったクリームにゼラニウムとネロリを入れました。スキンケアにもメンタルにも女性の味方ゼラニウムとローズに並ぶ花の精油の代表選手ネロリ。ネロリはローズよりリラックスさせる効果は高く、深く落ち込んでいる時にもすーっと入ってきて包み込んでくれるような香りです。スキンケア的にも効果のほどは不明ですが若返りの精油とも言われています。私が一番好きな精油でもあります。このクリームはハンドクリームやリップクリームとしてお使いください。

くちなしの香り

くちなしの香りが、妖しく香る季節になりました。

くちなしの果実は山梔子(さんしし)と呼ばれ漢方薬にも使われています。この実は乾燥させて黄色い色素は栗きんとんの色付けやお屠蘇にも使われますよね。

日本薬局方にも収録された生薬の一つで煎じて黄疸などに用いられ、黄連解毒湯、竜胆瀉肝湯、温清飲、五淋散、加味逍遥散などの漢方薬に使われ、肝熱を冷やすという薬効があるそうです。肝熱っていうのは簡単にいうと体内に入ってきた毒がたまってしまっている状態です。悪いものが貯まっているのでイライラして怒りっぽくなり、肩こりや頭痛がおきる、、。生理前もイライラも肝熱が貯まった症状であると中医学では考えるんだそうです。

アロマセラピーでは精油を使いますので、クチナシの精油はないものかと調べました。

・・・あるようです。しかし、バラやジャスミン同様お花から取れる精油は大変希少で高価です。クチナシ(ガーデニア)もしかり。

しかもジャスミン同様に溶剤抽出なので芳香浴には良いですが、外用には使いにくい。取り扱っているメーカーもよく知らないところばかり。ちょっと手を出し難いですね。漢方に使われるのは果実。精油は花。成分も違ってくるはずですし。

そうは言っても、この梅雨の蒸し暑い時期にクチナシの香りで癒される私は、クチナシの実の持つ肝熱を取る作用も欲している気がします。香りとその場の空気感が結びついている印象によるものなんでしょうかね〜。梅雨のうっとおしい思い空気の中で澱んでいるものを浄化したいこの感じとクチナシの花の香りの記憶が一緒になっているのです。

クチナシの精油、品質が信頼のおけるものが見つかったら手に入れたいです。

 

手づくり化粧品レシピ1

自分で試したレシピをご紹介。

・化粧水

グリセリン2.5㎖(5%以内)

ヒアルロン酸エッセンス(高濃度のヒアルロン酸配合のジェル基剤)5滴

精油5滴以下(0.5%以内。香りを嗅ぎながら心地よい濃度に押さえる)

精製水50㎖

 

先ず、グリセリンと精油をよく混ぜ、次にヒアルロン酸エッセンスを加え良く混ぜ、最後に精製水を加えてよくシェイクする。

 

私はローズオットー1滴とネロリ1滴だけにしました。これだけで香りは十分な印象です。

 

・美容ジェル

ジェル基剤7g

スクワランベジタブル油1㎖

ヒアルロン酸エッセンス3滴

精製水1㎖

精油2滴以下(1%以下。精製水の代わりにフラワーウォーターを使用した場合は精油は1滴。)

 

上記を軟膏ツボにいれて竹串を使ってよく混ぜる。

 

贅沢にここでもローズオットーとネロリを1滴づつ使用。

 

試しに上記の化粧水とジェルに精油をいれずに数日使用してみました。保湿は今の季節なら十分な印象でした。その後美容ジェルに精油を入れてみて実感したことがあります。

入浴後、化粧水をつけた後にジェルを塗ると顔の表面が温かくなる感じがあります。「あれ?刺激が強いのかな?」と最初心配になりました。パッチテストは大丈夫だったけど、これで赤くなったりしたら使用を中止しようと思い様子をみました。数分で温かくなる感じはなくなり赤くもなりませんでした。

お肌の感触としては、精油入りを使用した後は表面が滑らかになった印象があります。翌朝の化粧下地のノリが良い。そして肌色がワントーン明るくなった印象も。温かくなる感じは血行促進効果だと思います。血行が良くなるとクスミが取れますからそのせいかと。シミ、メラニンに効いてるわけではございません。

効果効能は別として、手づくり化粧品イケる!という感想です。

ジェル基剤は精製水で薄めた方が使用感が良くなりました。濃いままだと化粧下地やファンデーションを塗ったときに少々もたつく感じがありました。

 

ここにご紹介したレシピをご利用になる場合の注意点をいくつか。

化粧水は使用の度によくシェイクしてから使いましょう。

防腐剤が入ってないので冷蔵庫に保存しながら2〜3週間で使い切るように。

精油が入っていないともっと劣化が早いかもしれません。匂いを嗅いで酸化したような不快な香りがしたら使用は止めましょう。

容器は清潔なものを使用し、ガラスのものであれば煮沸消毒を、プラスチックのものは消毒用エタノールで消毒すると安心です。

ここで使用している基剤は市販のものです。ご興味があれば診察の時にでも質問してください。

 

アロマセラピー通信

趣味を仕事に活かすべくアロマセラピー通信なるものを作ってみました。

今週から待合室に置いてます。

お茶ポットの置いてあるテーブルの上にありますので興味のある方はどうぞご覧になってくださいませ。

No.1は、ざっとアロマセラピーについてのご紹介。

No.2は、よく使われる精油の特徴についてまとめてみました。

今後は、精油の使い方まとめ、キャリアオイルの話、精油の使用方法の詳細いろいろ、用途別レシピなどなど気まぐれに更新予定です。

局方品でハッカ水、ローズ水、オリブ油、ごま油なども手に入りまして院内で使用できるグッズ作りの準備をしております。精油も数種類常備してありますが、ラベンダーなど切らしているものもあるので現在調達中。

ご興味のある方は、ご相談ください。

(現在は当院に通院中の患者様に限定とさせていただきます。)

美容ジェルその後

10日近く使用しています。

少々物足りない感じもあるジェルですが、気温、湿度が上がってきたことにも助けられて調子良いです。

一つ反省点。

防腐剤を入れてありませんので早めに使い切った方が良いのですが、30ml分作ってしまったこと。エッセンシャルオイルの多くが抗菌作用を持つので防腐剤代わりになるという考え方もありますが、空気に触れて酸化するものでもあるので、やはり少しづつ作って早めに使い切る方が良いでしょう。まだ半分以上残ってます。朝晩使ってるんですけどね。

話は変わりますが、先日薬局方でローズ水を扱っていることを知り、手に入らないかと思って画策中です。お付合いのある薬品卸さんや薬局さんにも相談してます。なんとかなりそう、、。

手に入ったら普通のメーカーより安価ですし、品質は信頼できると思うので化粧水作りに使いたいと思っています。薔薇の力でキレイになれるかしら。(気分だけでも)

一般の医療と違うので抵抗のある方もいらっしゃると思うのでひかえておりますが、ご興味あれば診察の時にでもご相談くださいね。

本日のお茶。まとめて記録。

更新怠りがちです。そらクリニック外苑前の本日のお茶の記録です。

5/11のお茶 久しぶりのルイボスティです。

5/10のお茶 昨日に引き続きLov Organicです。お茶の種類はミント。中国の緑茶にスペアミントのブレンド。同じミントでもスペアミントはペパーミントと比べると成分も違います。香りも甘みがあります。ガムや歯磨き粉にも香料として使われることが多いです。すっきりリフレッシュ!

5/9のお茶 LOV ORGANIC bit.ly/Is5MSt のfour citrus fruits。オーガニックの紅茶にレモンピール、オレンジピールと、ライム、オレンジ、マンダリン、ベルガモットのナチュラルフレーバー付き。

5/8のお茶 Harney&Sonsのミントヴァーベナ。

5/7のお茶 KUSUMIのsweet love。中国紅茶と甘草・ガラナ種子・ピンクペッパーのスパイシーなブレンド。 何故sweet loveなのかしら?理由は不明。少し刺激のある風味でしゃっきりします。

5/2のお茶 KUSUMIのbe cool。甘草、ペパーミント、バーベナローズヒップのブレンド。

5/1のお茶 KUSUMIのBoost。緑茶とマテ茶にカルダモン、シナモン、ジンジャーなどをブレンド。naturally stimulates the body and mindだそうですよ。

4/30のお茶 KUSUMIのEuphoria。ローストしたマテ茶にチョコレートとオレンジのフレーバー。マテ茶は南米のインディオ達の飲まれている滋養強壮のお茶。チョコはインディオ達には幸運をもたらす治療薬だとか。太陽の恵を象徴するオレンジの香りが加わり正にeuphoric!  

4/27のお茶 Haney&Sonsのボダイジュ。利尿効果あり。冬に溜まったものをデトックスしましょう。  

4/26のお茶 Harney&Sonsのミントバーベナ。好きなのでリピートしています。 

4/25のお茶 KUSUMIのAlgothe。何と、海藻とミント、緑茶(中国茶)のブレンドです。ミネラルたっぷり〜。 

4/24のお茶 KUSUMIのDetox。マテ茶、緑茶(中国茶)、レモングラスのブレンド。マテ茶にはビタミン、ミネラル、ポリフェノール豊富。タンニンも多いので渋い。でもここに緑茶(日本のお茶のように蒸してないので香りが良く苦みが少ない)とレモングラスで爽やかさが加わってます。レモングラスは消化を助けて新陳代謝を良くする。タイ料理やベトナム料理でおなじみ。春は冬に溜まった物をデトックスする季節でもあります。刳みのある山菜を食べるのもその効果が期待できます。実際自然とそういう物が食べたくなります。私も春になると蕗味噌食べたくなります。

4/23のお茶 Haney&Sons のオーガニックペパーミントでした。すっきり〜

 

美容ジェル作ってみました

アロアセラピー実践編。

精油をブレンドしたマッサージオイルはよく作るのですが、ジェル基剤に精油を入れて美容液代わりに使い始めました。

ジェル基剤にヒアルロン酸とホホバオイルを混ぜ、ローズオットー、ネロリ、ローマンカモミール精油をブレンドしました。さらっとした使い心地です。リッチな使い心地が好みの方は物足りないかもしれません。私は普段からクリームや乳液を使わないのでこれくらいでも十分な印象です。防腐剤など入ってないので少しづつ作って早めに使い切る予定。今後他の成分を入れることも検討してみるつもりです。ビタミンC誘導体やコラーゲン(皮膚から吸収されるかどうかは別として保湿効果は期待できる)などを入れても良いかもしれません。

 

そらクリニック外苑前

〒107-0072東京都港区南青山2-14-14 南青山KFKビル401 ☎ 03-5772ー2442

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